交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1
アニメのエウレカを焼き直して映画にするらしい。
戦闘曲がきちんとHardfloorのテクノでよい。
劇中のテクノリスペクトが確実に下がっててうける。「レイブがはじまっちまうぜ」「グルーヴが上がってきたぜ」みたいなパーリピーポーかよみたいな会話をしててなんやねん。
不必要に時間を前にしたり後にしたりして分かりづらいことこの上ない。まだアニメ見てるから時系列追えるものの、所見の人とか完全に置いてけぼりになるんじゃないの?巻き戻し、早送りの画面カットインしてどやあ、ファッショナブルだろ??みたいなのも鬱陶しい。
頭の戦闘シーンしつこい。
エウレカがかわいい。
今のところ、代わりにアニメ見ればいいんじゃないんですのんて感じ。
バードマン
ハリウッド上がりの俳優が劇作家やろうとしたら全然流行んなくて困るお話。
クソ評価高いらしいが謎。
長回しすればするほど偉いみたいな風潮なんなん。
監督が絵作りめっちゃ頑張りました!俳優がめっちゃ覚えました!って言われても、見る側としては本当にどうでもいい。
長回しで日常と非日常の境目が曖昧などうのこうのとかいう話があるけど、むしろそのせいで主人公の覚悟とか話の筋とかが全部ふわふわになってダメ。
結局エンタメ、セルアウト、脳汁ダバダバなのでいいんじゃん?みたいな結論で終わっちゃうのもダメ。もうちょっとあがけ。
セルアウト貫くんだぜって話なら舞台の評論おばさんに評価させちゃってる所でブレてる。
多分業界の人か何かがえっ?これ言っちゃう?おおお?こんなんやっちゃう???って混乱してるうちに知らず知らず評価しちゃったんじゃないかと思う。
勇者ヨシヒコと魔王の城
プロクオリティで作られた高校の映画部の文化祭の映画。
これ、いっそてさ部みたいに本気でアドリブばっかりでやったらもっと面白いんじゃないの?
村とか建物とか原っぱとかめっちゃ使いまわされててうける。
最後の方で普通に東京が舞台になってたりしてうける。
大洗にも星はふるなりの人。とりあえずブスをこき下ろすスタイル。
星は降るなりで、監督これで恥ずかしくないの?って書いたけど、むしろこれがスタイルなんね。
幼女戦記
すげえ勧められたので。
魔法が使える第二次世界大戦に幼女として転生して俺TUEEEするお話。
すげえお勧めします。どこかコードギアスを思い出させる。
悠木碧が主人公の声やってるんだけど、すごい。
ジト目ファン的にはマスト。逆に前のクールでノーチェックだったのが申し訳なるレベル。悠木碧の蔑む声最高。
幼女戦記とかいっときながら、日本社会の疲れたおっさんが幼女に転生するだけで、基本的にむさいおっさんしかでてこないからえらい。幼女成分1で、戦記成分が99。
話の展開的にも、登場人物の行動もきちんと理にかなっていてよい。
GATEみたいなトンデモ軍隊でないしよい。
あとリミックスすればオープニングがいいトライバルテクノになる。+200点。
見ろ。
天冥の標 Ⅱ 救世群
なんじゃこれ。
黒髪細身白ワンピース美少女が出てきて日本SF。
読むべき。
天冥の標 Ⅰ メニー・メニー・シープ
すごい。完全に読むべき。
天冥の標って名前とフォントと表紙で損してませんか?
結局メニーメニーシープ読んでも何が天冥で何が標なのかよくわからん。
人間が宇宙中に広がって、植民してる星で統治者がしんどいから打倒するんだけど。ってお話。
風呂敷をぶわぁーって開く。今後10巻弱でちゃんと全部拾ってくれるとどうなるんだろう。わくわくしますね。
謎生物、アンドロイド、AI、改造人間なんでもアリ。めっちゃナチュラルに出てくる。すげえ!
霧に閉ざされた海でいきなり慣性航法しちゃうけど、初期方位と初期速度ないからどれだけ精度の高いセンサつんでても無理じゃんね。
革命って最高にエモいよね。よい。
自分の正義がある悪役ってエモいよね。よい。
突然星が消えるってめちゃエモい。
こう、基本的に全部要素要素がエモい。
安易に激エモ黒髪美少女出さないのが良い。しょっぱなから美少女描写入ってはいはい日本SF日本SF…って言おうとしたら普通に男の子でナイス!
みたいなね
すぐさま全部読むことにします。
夜は短し歩けよ乙女
映画の方。
京都大学近辺で天真爛漫知的黒髪ショート美少女が飲み歩くお話。
森見登美彦作品読みすぎて京都大学に行ってしまった高校の同級生の彼はきちんと森見登美彦生活できたのだろうか。
さすがの黒髪ショート美少女の声のプロであるところの花澤香菜さんが演じるだけあって、完全に知的黒髪ショート美少女だった。
絵作ってる人たちもすごくて、原作の浮遊感?夢心地感?がきちんとビシバシ絵になっててびびる。
一時間半しかないはずなのに、エモ倒してるキャラクタをぜーんぶきっちり描き切っててえらい。
原作ってこんなに拗らせた大学生および大学院生ないしは卒業生向けだったっけ?高校生の時に読んだ以来だからあまり記憶にないけど、四畳半と同じくらいルサンチマン大学生仕様。
どこでもどうやっても主人公になっちゃう知的黒髪ショート美少女が完全に知的黒髪ショート美少女すぎてつらい。知的黒髪ショート美少女こそがこの世の正義であって、他は全部そのおまけみたいなものなんだぜって気持ちになりますね。
エンディングもきちんとASIAN KUNG-FU GENERATIONだったりする。
星野源はあまりわからんかった。
拗らせてた人、拗らせてる人は必見。