宝石の煌き (Splendor)

いわゆる拡大再生産のジャンルのボードゲーム。ドイツの優秀ボードゲーム選定大会かなんかでノミネートされたらしい。有名。

プレイヤーは中世の宝石商かなんかになって宝石を集める。高価な宝石には威信ポイントがついてて(威信ポイントて何)、15点の威信ポイントを早く獲得した人が勝ち。

大体1ゲーム30分ぐらいかかった気がする。

この手のゲームって一度差がついたら二度と追い付けないイメージが強いんだけどゲームバランス調整がよくなされとるお陰か詰みゲーを感じることが少なくてよい。

ルールはわかりやすく、ドミニオンみたいな経験者無双にならなくてよい。基本的なルールはシンプルなのに戦略に自由度がある。宝石を集める / 得点を稼ぐのどっちも最適戦略で、切り替えの塩梅が難しい。場に出ている得点カードで有利不利が大きく揺らぐので、予約システムの使いどころも意外と大切。宝石トークンの数には限りがあるので、手持ちのトークン管理も悩ましい。

相手の宝石の数がオープンになっているので、お互いの戦略とムーブを予想しながら動く必要がある。いかにステルスに動けるか、ブラフチックに動けるかあたりの要素も出てきて、人対人が好きな人も楽しめるように作らててよい。

有名ゲームだけあってよく作られている。おすすめ。