この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

PS4でリメイク版が出ていたので。

PS2で頭が止まっているので、普通にパッケージ版買ってきたんだけど、今の主流はダウンロード版らしい。なんでも円盤を回転させる音がしなくて静音だし、円盤の入れ替えしなくていいらしい。

そういう大切なことは義務教育で教えて欲しかった。

ファンタジー寄りSFノベルゲーム。PS4で出ているだけあって明確な18禁要素はない。

エロくないエロゲー初めてやったけど、抱かせろやコラぁ!という気持ちになりました。

めっちゃ時をかけて主人公がいろいろ頑張る。

普通ノベルゲームの物語の分岐とそれに伴うセーブとかいうシステムって物語とは外にあって、プレイヤーだけが扱うもであるのが普通なはずなんだけど、がっつり物語に組み込んでてほえー。

できるだけお約束を排して、物語とかシステムの整合性を取ろうという強い気持ちが感じられる。

あそこで取ったあれがここでこうしてこうか!!みたいなのはカタルシスある。

なので、広げた風呂敷(おいおい大丈夫か…?ってぐらい広げる)をきちんと畳むのはえらい。

無駄な選択肢多すぎ。しかもある程度無駄選択肢選ばないと意味ある選択肢が出てこない場面がめっちゃあるから、無限に謎オブジェクトをクリックさせられる。クリックしたはいいが1990年の古いギャグを聞かされるだけだったりしてブチ切れそうになる。

なんだかんだあって攻略サイト見ずに全部クリアするのに結局35時間ぐらいかかった。

亜由美めっちゃエロくてええ未亡人やんけと思ってたら、クソ男に引っかかるわ、義理とはいえ息子にほいほいたなびくわ、結局全部自分のアレなのに腕切ろうとするわでクソメンヘラビッチもええとこやんけ…

後半の主人公、無能&人の血が通ってなさ過ぎてつらい。

ツンデレ同級生がC.V.釘宮理恵でナイス!って感じ。

時計絶対気が付かないでしょ。

最後の最後で一番最初に帰ってくる演出、あざといけど強い。いいよね。

あざといほどのエモさはないがよい作品。

が、崇め奉られているのは思い出補正によるところがそこそこあるのでは。