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あなたのための物語

☆☆☆☆ 小説

脳の電気信号がITPとかいう言語で完全に記述できたとしたら。

ロボットやAIには身体性がどうだのこうだの言う話があるが、走れる!だとか話せる!だとか食べられる!というプラスではなく、死ぬ!病気になる!腹減る!みたいなマイナスのできごとでバシバシ分からせてくるのが偉い。

だってすごいぞ。主人公が路上で漏らすんだぞ。これぞ!超!身体性!

ラストのサマンサのシーン強い。最後の一行もよい。

重たそうな計算は量子計算機に任せとけみたいな安直なノリはダメだと思う。

人間と同等の人格を持つ計算機には人権を!派なのでITP持つ量子計算機が無碍に扱われるのは納得がいかねえ。

道具に成り下がっても永遠に生きれるのって最強だと思うんだけどどうなんだろう。エヴァ初号機も永遠に宇宙漂ってんねんぞ。

読み切るのに間が空いてたから最初の方ほとんど覚えてないけれど、SFとしてかなり優秀。おすすめ。言い回しが少しくどい。