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砂の女

砂のじゃりじゃり感とか、塩水のベタベタつく感覚とか、浜辺の焼き付ける太陽とかめっちゃ伝わってきてすげえ。これが文学の力か。

砂の女めっちゃエロい。これが文学の力か。

おっさんが砂の生活に閉じ込められて慣れちゃう話。

水、女、嗜好品ってどんどん与えられるんだけど、最後に自分が納得する仕事を見出して砂からの脱出を諦めちゃう。

砂の女曰く「いずれ男というものは、何かなぐさみ物なしには、済まされないものだからと納得し、それで気が済むというのなら、けっこうなことである」とのこと。

なぐさみ物て。安部公房先生厳しすぎる。

自分の人生砂の生活になってませんか?自分の労働砂の労働になってませんか?お前の信じるやりがいは、なぐさみ物に過ぎないんじゃないですか?みたいなこと考えるとめっちゃ怖え。

色々と局所的にエモい文がいくつかあったと思うけど忘れた。

本の薄さにしては内容が濃い。