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運命じゃない人

邦画シリーズ。

太いピンクのゴシックが傾いてないから期待できる。

鍵メソが良かったので内田けんじ繋がり。

振られたばっかりの女の子ナンパしたと思ったら元カノが帰ってきて、ああなったとおもったらこうなってそうなるお話。

お?あれ?ってなって、あぁ~なるほどね、おおぉぉーって言っているうちに気が付いたら終わる。

ただ、パズル感強すぎてあまり映画を見たというよりは、テストの答え合わせしてすっきり!みたいな感。

どうも内田けんじの作品は終始コメディー調で推していくらしいんだけど、本作ではちょっとコメディー感が浮いて見えてHmmm...

その点鍵メソは話の筋も絵面もドコミカルだから最高。

日本の漫画だとか映画だとかの、とりあえず優しいヤクザだしとけばええやろ、みたいな態度は良くないと思う。

話はきちんとつながっていたけど、若干のそれでどうした感。

大洗にも星は降るなり

邦画シリーズ。

な邦ジャくダサ。太ゴピ傾。

イヴの海の家で適当なあんちゃんが棒な演技で戸田恵梨香がいかに自分に相応しいか語るお話。

何がしたいん?

これでもかとよしみの容姿馬鹿にしくさるけど、監督はこれが僕の作品です!って胸張って言えるん?

林なんなん?銚子に行く馬鹿を馬鹿にしくさるけど、監督はこれが僕の作品です!って胸張って言えるん?

邦画特有のくそ寒いギャグセンスで品のない笑いをとりにこようとして、全力で滑る感じ救いようがない。

人がしゃべってるときに無駄に音量大きいBGMかぶせんな。

ろくでもないエンディングをさわやかなJ-POPで解決しようとすんな。

なんで邦画のジャケットはクソダサいんや。

ファン票集めるためだけにこの人選じゃないんか。演技大丈夫か。

弁護士のキャラぶれすぎでしょ。どしちゃったん。

結局病気とかでちょーっとシリアスやろうとしてなんかんぃふぇぃjふぇあええ。

なんかキスマイか何かのスペシャルの企画を見せられている感じ。

酷い邦画のお手本じゃないですかね。

暗黒少女

ミステリー。

ミッション女子高の高貴な文学部で高貴な学級裁判するお話。

お姉さま!みたいな世界でミステリーやるのはちょっと新鮮で良いですね。

いかにどんでんを返してやろうかばっかり考えてて、話のツメがくそ甘い。ミステリーとしてそれでいいのか。

がーん!ってどんでん回して、読者があたふたしてる間にもっかいひっくり返して、ショック受けてる間に風呂敷広げっぱなしジャーマンでばーん!て話の幕を引く感じ。

文句付けた過ぎるから普通にネタバレする。なんなん。

造反たくさん出たん?とはいえ弱み握られてるんでしょ?歯向かってええのん?裏切者は自身の裏切る動機語れないから共謀できないでしょ?

草の根っこでそんなサクッと死ねるか?

まして味が変わらない程度に紅茶一杯でしょ?致死量いかんくないか?

なんで自分の思い通りにちょーっとならなかっただけで殺すん?サイコレズか?むしろ先生殺しに行け?

それぞれの話の矛盾の解決全部ほったらかして、あいつら全員裏切者だから全部嘘wwwwみたいな雑な話の片づけ方してええんか?ミステリーとしてそれでいいのか?????

???

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悪夢のエレベーター

だからどうして邦画のジャケはクソダサいのか。見る気マイナス六億。

こちらはね、よくある感じの邦画。

エレベーターに閉じ込められたおにいさんがどうしたどうした!??ってお話。

5億拾って、趣味で訳の分からん探偵業やりてえよね。

でてくるゴス女の子が本当にザ・邦画みたいな女優さんで邦画を感じる。

最初に「人生をどれだけ真面目に戦ってるやつがいるんだ…」とか言って、そういう系のテーマの映画なのかな?と思っていたら普通に密室サスペンスみたいなこと始めたりしてうける。

最初のアレ本当になんだったんだ?

お話自体はおおっ?おっ?おおお?ってなる感じでよろしい。が、なんでも精神疾患のせいにしてしまうのはどうもいただけませんね。

すっごいフランクに人死ぬからいまいちサスペンス的盛り上がりに欠けるやんね。

ザ・邦画みたいなシュールさをプッシュした笑いを取りに来てああ、はいはい。ってカンジ。

シリアスなところを無駄にコミカルにしてビビらせるところをきちんとビビらせきらないのなんなん。

なんなん。

鍵泥棒のメソッド

超久しぶりに邦画。

邦画のジャケはどうしてこうも見る気を無くさせるのか。

売れない役者と殺し屋が入れ替わる話。

堺雅人香川照之がすごい級芝居をする。この組み合わせってよくよく考えたら半沢直樹じゃんね。安心と信頼の演技派。

今、あー半沢直樹ね。流行ってたよネ。とか思ったでしょ。それだけじゃないんだ。

脚本がめちゃくちゃきちんとしている。ザ・エンターテイメント。掴みも良し、展開も良し、オチも良し、余韻も良し。内田けんじとかいう人えらい。

真面目眼鏡広末涼子かわいい。

日本の映画のギャグだいたいしんどいんだけど、間と画と内容がきちんと笑いを取りに来てくれる。えらい。本当にえらい。

もうなんかべた褒めしかしてないけど、本当にdisるところがないからしょうがない。

邦画とかしょうもねぇ…と思っている人はこの映画を見てからしょうもねぇ…って言ってください。

僕は邦画しょうもねぇ…と思ってましたが、いい邦画はいいじゃんに変わりました。

横浜駅SF

自己増殖する横浜駅が日本本土を覆いつくしてしまったお話。

人口建造物フェティシズム的にはかなりアツいのではないか。富士山を覆うエスカレーター、谷を跨ぐ無数の連絡通路、甲府盆地にそびえる層状の横浜駅

BLAME!とかシドニアとかの立体構造フェチSFに通じるところがある。画力のすごい人が漫画にすると、完全に最高な漫画になるに違いない。

新しすぎる概念が1ページごとに出てきてすげえ。が、ベースは現代に実在するものなのですんなり通って読みやすい。新感覚。

マッドエンジニアのジャージのおねいさんとか、電光掲示板で会話するヒューマノイドとか、エモいに決まってるキャラぼんぼん投下するからエモい。

個人的には少女アンドロイドに頼らなくても十分戦えるだけのエモ力があるのだから、横浜駅一本で勝負してほしかった。

やはり日本の近未来SFにはGPSの話がでてくる。

JR福岡のおっさんはいまいち何がやりたいのかわからんし、登場させる必要性があったのかもいまいち。合理的であることが全てだと言っているのにあまり合理的に動いているように見えない。横浜駅との対立勢力とか、荒廃した地域とか歩かせたかったんだろうけど、話のつなげ方が少々無理やり感。リニアが四国に繋がっているというのも解せん。

JR統合地生体が万能すぎてずるい。とりあえずAIだから何でもできるでしょっていうのはずるい。

そこらへんのSFよりばっちりSFしてて良い。

読者も横浜駅をぶっ潰したくなるほどのディストピアを見せてから横浜駅を潰す決断をしてくれ。

エネルギーも生産設備も心配せずに生きていける横浜駅最高でしょ。

セッション

LA LA LANDの監督の前作と聞いて。Huluにあった。

ハゲの激スパルタ教授の指導の下、グレートになりたい若きドラマーのおはなし。スポ魂音楽バトル映画。

音楽の世界とか、本当にトッププレイヤーじゃないと食っていけなさそうで辛そうですね。知り合いの音大出も普通に音楽教室と奏者かけもつんス…とか言ってるのみると、こういう世界もあながち間違いじゃないんじゃないのって気持ちになる。

こういう世界一位を狙う職人の世界と比べたら、きちんと背景理解して、考えて、実験して、結果出せば評価される科学の世界っていいよね。みたいな。

ステージライトをバックにどーんってハゲスパルタ教授が出てくるところがすごい。下手なホラー映画よりも怖い。

血と汗を拭きだしながら大勢の観衆の前で本気で殴り合う主人公とハゲ教授の死闘は圧巻。狂気的なぐらいに全力を尽くす様子がめっちゃ演じられている。

ニーマンに二回に分けてカメラが寄ってくる演出の真打ち登場!感がめちゃエモ。

悔しかったら勝ち取れ!力こそパワーだ!みたいな監督の人生観がこれでもかと詰め込まれた根性映画。