黒い家

前半は小説より100倍こっちだ。普通のところで普通にしてるだけでビビらせるとか大竹しのぶの演技マジかよ。

後半はなんかごちゃごちゃしててそうでもない。小説のほうが怖え。

劇中に訳の分からん不穏な音挟んだり、訳の分からん工場の画挟んだりするの面白い。

呪怨にしてもそうなんだけど、自分の家とか、学校とか職場とか、自分の領域!ってところごりごり侵食してくるタイプのホラーはやっぱり怖いですね。

カメラファーって望遠になって、拝啓がぐーって寄ってくるカット、どうやって撮るんかわからんが、エモい。

出てくる頭おかしい人の演技をする人たちが、普通に話したり笑ったりする様子が想像できないから、役者ってすげえ。

裏返すと、人間の立ち振舞ってその人の印象をばしばし決めてるんだろね。気をつけよう。